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寒空にズボンを脱いで水浴びしているような古い橋~聖護院蓮華蔵町白河南殿跡近く

今年は土日に雪が良く降る。そんな寒い日に余計に寒くなりそうなこんな橋を見つけた。まるで、ズボンを脱いで冬の川につかっているような鉄の橋。大正十二年三月竣工とある熊野橋だ。※写真をクリックすると拡大表示します。

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鉄骨丸出しの無愛想な造り。でも何かがんばってる雰囲気がある。

なんの飾りっ気もなく、華の京都のど真ん中、疎水の水の上に大正時代から立っている。右に300m行けば平安神宮。「熊野橋」とある親柱のすぐ左手は昔白河上皇の院御所となっていた「白河南殿」の石標がある。

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熊野橋、大正12年3月竣工とある 真っ茶色にさび付いた欄干。

ここから数十m東(岡崎公園側)には、大正2年5月竣工の徳成橋があるが、現在は親柱のみが橋の脇に立つのみだ。

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徳成橋。もう一対の親柱はこの左手、道路の向こう側にある。 大正2年5月竣工とある。

この徳成橋ができたたぶん翌年、第一次世界大戦が勃発する。上の熊野橋ができた年の9月には関東大震災が起きている。大変な時代に生まれた橋たちがここにいる。親柱だけ残る成徳橋も、おそらく長く地域の住民に愛され親柱だけでも、と残されたに違いない。

Photo:RICOH Caplio GX100&CANON Powershot G9 ※写真をクリックすると拡大表示します。

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