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由良要塞軍事遺産(その5)~友が島第3砲台棲息掩蔽部(せいそくえんぺいぶ)  / 和歌山市友が島

その4」で紹介した第3砲台の関連施設「棲息掩蔽部(せいそくえんぺいぶ)」。平たい話、弾薬や発射薬を貯蔵しておく場所で、同島の案内板には「弾薬支所(Ammunitions Bunker)」とある。 ※各写真は、クリックすると画像が拡大表示されます。

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向こう側から交通路を下ってくると、ここが突当り「棲息掩蔽部(弾薬支所)」

上↑の写真の位置で振り返ると下↓の写真。左は監守衛舎・発電所跡へのトンネル、正面の倉庫と、右手(砲台側)に4連の弾薬庫が並ぶ。正面の倉庫と右の4連の倉庫は構造が違うので、さらに下の写真で確認してほしい。

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左は監守衛舎・発電所跡へのトンネル、正面の倉庫と、右手(砲台側)に4連の弾薬庫
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上の写真の正面倉庫。半円筒形のシンプルなもの 4連倉庫の最も奥に位置する倉庫の入口部、これはどの倉庫も同じ

4連倉庫には、さらにその倉庫周囲に人一人が通れるぐらいの幅をもった回廊状のトンネルが存在する。上から二枚目の写真の右角部にその出口があるのが見えるだろうか。単なる通路ではなく保管状態や防御のための構造らしい。

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倉庫の一番奥の部分。右側がさらにその後ろにある通路。倉庫をぐるっと取り巻いて(左)倉庫内への通用口、そしてそのまま進むと倉庫正横通用トンネル口に出る。狭いトンネルだ。
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これが4連倉庫の裏側を行く回廊状のトンネル。漆喰の白色が残る。 トンネルを隔て向こうが監守衛舎、発電所。写真はその土手に登るRのついた階段。丸みが優しい。

明治25年頃の重要施設だから当時の最高技術で作られているはず。100年の間にその分野の技術進歩は超速く、あっというまに明治25年の最先端は後ろの方に追いやられてしまった・・・活躍しなかったがゆえにこうして美しい形を後世にとどめているというのは何か皮肉な話だ。[要塞砲
※各写真は、クリックすると画像が拡大表示されます。PHOTO : RICOH Caplio GX100 (CANON G9も持参しましたが、ここの写真は全てGX100で撮影しました)
 

由良要塞軍事遺産関連記事: その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7

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