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敵艦隊を紀淡海峡で封鎖せよ!要塞の島(3) ・・・ 友が島・海軍聴音所跡/和歌山市加太町・友が島

紀淡海峡を挟んで、淡路島由良-友が島-和歌山加太町ラインを防御する由良要塞は、重砲兵連隊が配備される帝国陸軍の施設です。なのでここ友が島・海軍聴音所は、ここではちょっと異色な軍事施設ですね。[画像クリックで拡大表示します]

友が島・海軍聴音所跡
↓砲台巡りメインコースから外れ、よく整備された木々のトンネンルの山道を数百m行くと海軍聴音所があります。休日の昼下がり、ここは風のざわめきと鳥の声しか聞こえません。
友が島・海軍聴音所跡
↓坂道が下り坂に変わった場所から下を見るとこの入り口、手前の平地には居住区か、建物があったらしき形跡があります。聴音(ソナー)とは海の中の音を聞くこと。ここの仕事は機雷とセットの水中マイクから紀淡海峡を行く船舶のスクリュウ音を拾い、敵が来たら機雷を爆発させたり駆逐艦を呼んだりすることだったようです。[画像クリックで拡大表示]
友が島・海軍聴音所跡
↓おそらくここがメインの区画だったのでしょう。ここで何十人もの人が一日中水中の音に耳を澄ましていたんでしょう。今ならコンピュータ解析で船舶のスクリュー音から何千という船舶を特定できるんでしょうけどね。
友が島・海軍聴音所跡
↓もちろん異音を感知すると目視で確認、あるいは併用していたのでしょう。この窓の前面はすぐ崖になっており、太平洋(南)に向けて視界が広がってします。この施設は発見されて十年もたってないなんて信じられますか?
友が島・海軍聴音所跡
↓さらにその建物上部にはこんな見張用の構造物(監視台)が。おそらく監視要員が交代で望遠鏡かなんかで監視していたんでしょうね。
友が島・海軍聴音所跡
↓下の階との移動用の穴と思われますがハシゴはもうありません。建物の外側から1.5mほどよっこらしょと登るわけですが、歳をとったせいか結構辛いものがあります(^-^;。
友が島・海軍聴音所跡
↓崖側(南)側から観測窓(1F)を見ると半地下の上に岩でカムフラージュされ、おそらく下方からは見つけにくいことでしょう。この建物の上が先ほどの監視台ですがよく見えませんね。
友が島・海軍聴音所跡
↓こんな景色が眼前に拡がっています小さな帆を着けた鯛釣り船が紀淡海峡にばらまかれてますね。。太平洋戦争時にはこの水上に敵艦が通るのを見ることはな かったでしょう。制空権を失った上空は素通り、終戦間際は潜水艦が抜けていったかもしれません。
友が島・海軍聴音所跡
↑海中の音を一日中聞いている・・・というと何かロマンチックな感じがしないでもないですが、緊張感を持続するのが結構しんどいのでは? 一周巡るのに半日もいらないこの小さな島での兵士達の日常、休息、娯楽、陸軍との関係・・・どんなだったんでしょうね。[画像クリックで拡大表示]

[画像クリック:拡大表示] PHOTO * PHOTO *Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VRほか (和歌山県加太町友が島 

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コメント

「兵どもが夢の跡」。
コンピューター解析などなかった時代、嫌になったからもーやめたぁ、なんて許されるはずもない環境下で、彼らは全身全霊をかけて己の五感を追い込んでいたのでしょうねぇ。
それでも自分たちの任務が未来に繋がるとひたすらに思い込んで気力を振り絞っていたのでしょう。
人の夢の儚さ、苦しみや呻きが要塞に凝縮されているようです。
きっと垣間見る最後の写真の海の様、波の音が、束の間でも彼らの心を癒してくれたはず、と信じたいですね。

投稿: テンペイ | 2010/04/17 21:05

ああーっ、マトモなコメを入れちまいましたが、本日ワタクシは桜を撮りに出掛けたところ財布を忘れましたm(__)m
金どころか免許証もクレカもナナコカードも財布の中でしたm(__)m
それにも負けず6時間くらい撮り歩き続けた俺ってエラい???

投稿: テンペイ | 2010/04/17 21:09

>テンペイさん
いつもコメントありがとうございます。うだうだしてはもったいない!まず家を飛び出そう!行動じゃ!・・・と、とるものとりあえず家を飛び出すと、ホントに何も取ってなかったり・・・(*^-^)あるある。カメラだけは握りしめてるのに。でも一度、充電中の電池を家において駅まで行ったことがあります(恥)

投稿: TAAさん | 2010/04/17 21:37

コメントし辛いブログですなぁ。しかし結構真剣に読んで、へ~、ほ~って言いながら感心しておりました。コンクリートだけの廃墟なんですか?何か当時を思い起こさせるような小物は落ちてないんでっか?

投稿: James | 2010/04/17 22:35

>Jamesはん
いやぁ、紀淡海峡の小島でホンの100年以内にあった歴史を忘れんといてくれよ!と遺跡が語っているようでね、掲載せずにおられないんですわ。物品はなにもないんですが、別の方のレポートに「ここのトイレに鹿の死体があった」と書いてあったのでホネぐらいないかと探しましたが・・・何も発見できずでした。残念( ̄○ ̄;)!

投稿: TAAさん | 2010/04/18 19:04

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